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【イベントレポート@仙台】地方豪族戦略、山形発世界発信・・・家業を変革したアトツギ社長に聞く生存戦略

投稿:2022.01.18

【イベントレポート@仙台】地方豪族戦略、山形発世界発信・・・家業を変革したアトツギ社長に聞く生存戦略 2022年1月9日、株式会社田名部組の田名部社長と佐藤繊維株式会社の佐藤社長をゲストに迎え、仙台でトークイベントが開催された。第2回アトツギ甲子園のプレイベントとして開催されたこともあり、ファミリービジネスに関心のある人が多数集まった。



モデレータは、仙台市経済局産業振興課の白川裕也氏。東北を中心にスタートアップ支援を行っており、県域・市域を越えて起業家を産み育てる環境づくりに奔走する行政マンだ。ふだんはスタートアップの世界で活躍する白川さんが、東北を代表するアトツギベンチャー経営者二人に質問をぶつけた。


まず、佐藤社長は家業が生み出しているもの(価値)を理解していないアトツギが多いことを指摘。自身の地域の特性理解と、家業がどのような価値を提供できているかを見直すことの重要性を語った。

田名部社長は、建設業という差別化がとても難しい企業でありながら、なぜ事業を成長させることができているかについて、社長就任後に踏み切った大胆な業態転換に触れた。下請けだった家業を、エンドユーザー向けの業態に転換。その後、徹底的な顧客視点で、地続きの関連多角化で事業を広げている。


また、「東北」という地域の特徴について話が及んだ際、田名部社長の回答が印象的だった。「東北は田舎ではない。自分が田舎者だと思っている東北の人はではなく、精神が田舎者だと思う。東北の誇れるところはいくらでもあるし、東北にいるデメリットはほとんどない」。

地方を理由に、事業で劣位することはないというのは佐藤社長も同じ見解だ。さらに、山形県内の廃業していく同業者の引継ぎを行っており、山形の地場産業でもあり文化でもある繊維業を守っていく覚悟を語った。



最後に二人が語ったのは、アトツギとして、自身の考えや事業案を言葉にして人に伝えることの大切さだ。

両者共に日本経済新聞社主催「スタアトピッチ」にアトツギベンチャーとして登壇した経験があル。佐藤社長は「何時間と話したくなる話を4分の短時間にまとめるのは本当に苦労した。でも短い言葉に研ぎ澄ましていくプロセスは本当に価値があった」と語った。

来年3月に決勝大会が行われる、中小企業庁主催「アトツギ甲子園」も現在、エントリーを募集中。田名部社長、佐藤社長に続くアトツギベンチャーを志す東北のアトツギには、ぜひエントリーしてほしい。

アトツギ甲子園へのエントリーは締切ました。
アトツギ甲子園本番の一般観覧お申し込みはコチラから。





<登壇者>

株式会社田名部組
代表取締役社長執行役員
田名部 智之 氏

佐藤繊維株式会社
代表取締役
佐藤 正樹 氏

モデレーター

仙台市経済局産業振興課/仙台スタートアップ・エコシステム推進協議会
Chief Startup Support Officer/Public Connector
白川 裕也 氏

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第二回アトツギ甲子園に
エントリーする

挑戦資格はたった1つ

39歳以下の
中小企業の
後継者・後継者候補であること

※1982年以降に生まれた方対象

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アトツギが新規事業で
描く未来と熱量を競う1日

全国各地の中小企業の後継者・後継者候補(アトツギ)が、
新規事業アイデアを競うピッチイベントです。

想像してください。
先代から受け継ぐ経営資源を活用して、あなたがあなたらしい新規事業を立ち上げる。
あなたの事業を通して、誰かがハッピーになっている。誰かが苦しんでいた社会課題が
少しだけ解決している。そして何よりあなた自身が熱狂している。

「まだ実績が出ていない」「まだ事業化できていない」
大丈夫。そんなあなたもこのステージに挑戦してください。

その一歩を踏み出した人にしか見えない世界があります。
過去の挑戦者はいずれも事業化を加速させ、アトツギとして熱狂する世界を
実現しています。

言葉にしたことしか実現しない。
あなたが見たい景色はあなたが語るんだ。
アトツギこそイノベーターであれ